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〜 大気汚染は地球の日傘
2004.12.19 Sunday
音楽CDの音を変えてしまおう
中途半端となったかにみえた音楽CDのDVD化だが,なか
なか忙しくて手が回っていない。ただ,暇をみつけては進め ている。で,今までの経緯をまとめれば,CDフォーマット の音楽を48kHzにアップサンプリングすれば音が良くなる可 能性に期待が高まっていた。しかも,DVDビデオのフォー マットに変換すれば私が使っているトランスポートでも再生 が可能となる。 しかし,単純にDVDへ変換しても面白くない。そして,こ こが今回のミソなのだが,WAVEファイルをエディットしてし まうのだ。オーディオを趣味としている人たちは,ハードウ エアで音の好みを近づけようとしているが,極めて効率が悪 い。また,ゴチャゴチャいじることはかえって音質劣化につ ながっていることも多い。 そこでCDの生データをイコライジングしてしまえばよい。 この構想は6年ぐらい前から既にあって,実際CD-Rに焼いて いた。ところが,現行のオーディオシステムではCD-Rが再生 できないため,最近は全然やっていなかった。DVD-Rなら再生 できるため,もう一度挑戦してみようと思ったわけだ。 ただ,これを本格的に始めようと思ったのも,フル・ベルテ ックのシステムがあるからこそ。それまではソースの元の音 がどうなっているか自信がなかったために下手にいじること が憚れていたのだ。誤った方向性にいきかねない危険がある からね。 エディットの具体的な方法としては,パラメトリック・イコ ライザーを使う。グライコでは周波数のポイントが決められ てしまっているし,微妙なカーブを描けない。パライコなら 狙ったポイントを集中的に細かくエディットできるため,よ り好みに近づけることができるのだ。 ハードウエアとしてグライコなどはあるが,あれも周波数の ポイントが制限されていることと,アナログ信号で編集する ため元音へのダメージが大きすぎる。だから元データの段階 で編集する意味が出てくるのである。 問題はソフトだ。デジタルデータ上で編集するからといって も,ソフトの質によって音質の劣化は当然考えられる。最初 はSONAR3のオーディオ・インポート機能を使っていたが,あ まりにノイズが多くて耐えられなかった。もっともエクスポ ートすればノイズはないので,編集段階のみの症状だが,今 はTWEを使っている。 SONAR3のパライコは6バンドあるので緻密な編集はできるが, ソフトが重いのでどうしても負荷が重過ぎてダメみたい。TWE は3バンドしかないが,軽いので音質も良い。当面はTWEを 使っていこう。でも一曲,一曲の編集はさすがに面倒。なに せ実際耳で聞きながら作業する必要もあるしね。ゆっくりや っていくしかない。 ![]() 2004.11.05 Friday
CD-Rで音楽は聴かない
私が始めてCD-Rドライブを買ったのは1997年だったはず。そ
の頃,私はまだパソコンに関心を持ち続けており,自作パソ コンに手を出したりしていた。その延長上で,当時市場に出 回り始めていたCD-Rドライブをパソコンに組み込んだのだ。 当時はまだUSBがなかったため,必然的に内蔵型になってし まったが,自作なら簡単に組み込むことができた。 CDのコピーが目的というよりは,単にパソコンの拡張性の 可能性を体感してみたかっただけなんだけどね。だって,当 時はまだCD-Rメディア1枚が200円ぐらいしていたから,コ ピーのメリットってそれほど感じられなかった。ケース無し 10枚セットで2000円ぐらいで売られていて,さらにCD-Rドラ イブや書き込みソフトが不安定で相当数の焼き込み失敗を起 こした。もう,何十枚とゴミ箱に捨てたわ。 さらに初期型だと1倍速でしか書き込みできなかったし,す んごく時間がかかったわけ。今となっては懐かしい昔話だが, 当初は素人が手を出せるようなものではなかったし,CDの コピー問題なんて話題にすらならなかった。そう,ごく一部 の人間が楽しんでいた娯楽だったのだ。 よく考えてみればその当時,個人でパソコンを持っている人 はあまりいなかったのだ。節目は99年ごろだ。97年から98年 にかけて日本列島には金融不安が蔓延し,これに伴って消費 不況が広がる。デフレ,リストラ,賃金切り下げに怯える労 働者は「消費選別」へと向かう。 そして内なる消費財の購入先としてパソコンにたどり着いた わけだ。また,ちょうどその頃,インターネットも普及を始 めた頃だった。各プロバイダが定額料金を導入したり,無料 ホームページが誕生するなど,個人が利用しやすい環境が整 いつつあった時代でもあった。 その後,CD-Rはパソコンにとって標準装備として定着するこ とになるのだが,その煽りを受けてCCCDなどを生み出すこと にもなってしまう。ソフト業界はCD-Rこそ,CD売り上げ減 の根源としているが,本当はそうじゃないんだけどね。消費 選別が厳しくなって,ゴミ音楽をカネ出してまで買わなくな ったというのが真相だ。 ところで私はCD-Rで音楽を聴かない。いや,正確に言えば “聴けない”。私がCDトランスポートとして使っているのは DV-S9というDVDプレーヤーなのだが,これはCD-Rを認識しな い。購入してから5年が経つが,現行システムでは一度も CD-Rを体感したことがないわけだ。 ただ,何も不満が無いのもそれは私がもともとパッケージ派 だから。聴きたい音楽があれば,そのCDを買ってくればい いだけのこと。それを無理してコピーしようとするから,お かしなことになる。ただ,現実の事情は複雑であり,一概に そう片付けることもできない。 以前,するめ屋さんという方と電話で話す機会があったのだ が,彼の話によれば,CD-Rメディアで希少な音源を聴く事が できるという。私はその方面には詳しくないのだが,マイナ ーレーベルでCD-Rを使うことはよくある事。ところがするめ 屋さんも拙宅と同じようなシステムであることから,CD-Rが 使えない不便さを感じていたようなのだ。 ところがある日突然,この問題を解消する方法を思いつく。 実は,今回のDVD作成プロジェクトが,するめ屋さんとの何 気ない会話から生み出されたといってもよい。 2004.11.03 Wednesday
パソコンで音楽を聴く(続編)
先日,パソコンで音楽を聴くというキチガイ企画があった。
せっかくまともなオーディオシステムがあるのに,なぜあえ てパソコンを持ち出したかと言えば,それなりに理由はある。 ま,それについてはおいおい書いていこう。ただ,前回は完 全に失敗。それでもパソコンでまともな音を出したいという 気持ちを変えることはできなかった。 NHKに以前,「わたしはあきらめない」という番組があっ た。司会をやっていた長嶋一茂に対して,「おめえは,野球 をすぐにあきらめただろう」という突っ込みをする人は多数 いたと思われるが,実は私もあきらめは悪い方。一度始めた ら納得するまでやり続ける性分。 で,前回も書いたとおり,パソコンでD/A変換をするのでは なく,ベルテックのDAC「DA-1」で処理するのが順当。パソ コン本体からデジタル出力はできないので,変換器が必要。 そこで今回利用したのがヤマハの「UW500」(写真の左側)。 この機器はアナログ音源のWAVEファイル化にも使えるし,さ らにMIDI機器との同期も可能。 つまり,プロの連中はアナログ音源とMIDI機器を組み合わせ てプリプロとして使えるし,アマチュアでもデモとして曲を 仕上げることができる。しかも値段が3万円もしないのだか ら,発売当初は物凄く魅力に感じてすぐに買ってしまった。 ポピュラーな使い方としては,アナログレコードのCD-R化か な。 ただ,今となってはパソコン本体でいろんなことができるし, この機器の存在感も薄れてきているけどね。私も買ったはい いが,忙しくて全然使いこなせず,ほとんど稼動していない。 しかし,今回はこれが使える。まずパソコン(R3)からUSB でUW500につなぎ,そこから光出力でデジタルアウトして, DA-1つなぐという結線方法。通常のシステムでは同軸ケーブ ルでトランスポートつないでいるが,DA-1は光でも受けられ る。ただ,今まで全然使っていなかったけど。 視聴しようと思ったら,R3にUSBドライバをインストールす るので手間取っちゃってさあ。うーむ,こういう特殊な機器 はホント困るんだよねえ。なんで標準添付のドライバを認識 しないのよ(苦笑)。しょうがないから,ネットで落として 最新ドライバを強制的に組み込んだけどさ。 で,前回と同様,R3に落としたWAVEファイルを再生する。こ れ凄いじゃん(マジ)。CD再生とほぼ同じ。ただ,ノイズは 乗るねえ。ま,R3なんていう安物パソコン使っているからし ょうがないけど,こりゃまともに作ったパソコン,というか ハードディスならかなりいけるかもしれない。 ところが問題はそうじゃないのよ。そのWAVEファイルをアレ でホニャララホニャララしながら聴くわけ(意味不明)。だ から元のCDで聴くよりもずっと楽しい。いやあ,単なる実験 のつもりが,なんか時間を経つのも忘れて聴き入ってしまっ たわ。いろいろいじりながらね。 第一段階はとにかくこれで終わり。来週は次なるステップへ 移ることになる。 ![]()
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