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〜 大気汚染は地球の日傘
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SH-AWD
今月で現行のレジェンドを購入して丸1年が経過する。
そうだ,ディーラーから1年点検の案内が来ていたな。
先週まで忙しかったので,今週行ってこよう。


話は変わって,ホンダは「アキュラTL」を全面改良し,
今秋から米国で販売すると発表した。
ま,あくまでも米国市場での話なんだけどね。
国内ではアキュラブランド展開の話は止まったままだし。


アキュラTLっていうのは,旧ビガーの後継車であり,
かつては日本名のインスパイアに相当していた。
しかし,現在ではアキュラTLが独自路線を採り,
米国専用モデルとなってしまった。


現行の国内版インスパイアは,米国版アコードと同じなので,
経緯が分からない人は,整理が難しいと思う。
ホンダのブランド戦略が混乱している結果だ。
そもそも国内ではインスパイアなんて売る気はないしさ。


そのアキュラTLがフルモデルチェンジということで,
米国専用とはいえ,ホンダの次期セダン戦略は気になる。
といっても,現段階では詳しい情報を一切公開していない。
顧客のつなぎとめ,っていう意味しかないだろう。


ただ,数少ない情報の中で,1つだけ大きな関心を持った。
新型アキュラTLには,SH-AWDモデルが用意されることだ。
現行レジェンド(アキュラRL)の最大の特色が,
SH-AWDの駆動方式を採用していること。


私もSH-AWDを試してみたくて,買ったようなものだから。
特に,凍結路上におけるパフォーマンスが素晴らしい。
旋回時は安定して,しっかりとラインをとっていくし,
登り坂もまったく問題なく走っていく。
前輪駆動車が苦手なバックの車庫入れも問題なし。


車体のデザインにしても,室内の質感にしても,
乗り心地にしても,エンジンパワーにしても,
現行レジェンドより優れた車は数え切れないほどある。
しかし,雪道・凍結路におけるパフォーマンスだけは,
絶対にレジェンドを超えられないのではないか。


SH-AWDは希少な技術ではあるが,
次期型レジェンドには搭載されないらしい。
ホンダはいよいよFRに挑戦するようだ。
いまさら,って感じもするけどね。


ただ,このまま消えていくのももったいない。
そもそもレジェンドのような車種に,
SH-AWDが必要だったのか,という議論もある。
単に100万円という値段の上乗せが可能だったから,
レジェンドが選ばれただけにすぎない。


SH-AWDの技術を採用するだけで,
悪路に対する限界性能が上がるわけではないが,
乾燥路でも今までにない走りを見せてくるわけだし,
何らかの車種には残して欲しいところではあった。


一部タイプとはいえ,SH-AWDが残されるのは大歓迎。
ただ,実際に購入が出てくるかは不明だけど…。
要は値段の問題で,プラス100万円では買わんでしょ。
でも,レジェンドが開発費や償却費を回収できなかったので,
劇的に値段が下がるのは期待薄なんだけどね。


本来なら,SH-AWD高級SUVなどとマッチングするはず。
ただ,原油高の影響で,RV系の売り上げが落ちており,
そこに価格上乗せでは,これまた売れない。
ハイブリッドの高級SUVにSH-AWDを搭載すればベストだが,
値段は軽く700万円を超えていきそうだな(苦笑)。


でも,アキュラTLは,米国市場においては戦略車種。
間違って大ヒットすれば,コストは大幅に下がる。
とはいえ,エンジンもアキュラブランドでは,
最大級のものを搭載するとされる。
排気量4000CCあたりで,まさかV8エンジンとか…。
これも値段はいくらになるんだか。


となれば,アキュラRLとの差別化も難しい。
どうも車種それぞれの生存領域が定まらないよねえ。
ブランド戦略も同様だけど,行き当たりばったり感が強い。
車種の位置づけはハッキリさせておかないと,
SH-AWDの有効な使われ方も失われていきそうだ。



| 自動車関連 | 12:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
軽自動車事情
| 自動車関連 | 11:19 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark | 昨年の記事
信号待ち
先週の土曜日の話。出社しようと思ったのだが,
午後から天候が悪くなりそうだから,止めた。
結果はご承知のとおり,大荒れになったわ。


その代わりに日曜日も出社したかったけど,
さらに天候が悪くなったことから,
結局は,週末を潰してしまった,
そのため,今週の前半は苦しかったけど。


土曜日は会社へは行かなかったが,天候が悪くなる前に,
レジェンドの洗車だけはやっておくことにした。
いつものように,朝早くから洗車へ向かったのだが,
途中,道路上の運転で,ちょっとイラつくことがあった。


信号待ちをしているとき,
周囲を確認していないドライバーがたまにいる。
確かに停車中は,比較的安全な状態かもしれない。
特に,後続に車両が停車している状態では,
追突されるリスクは少ない。


決して無注意でよいというわけではない。
赤信号で停車しているわけだから,
信号機の切り替えには注意を払っておく必要がある。


で,青信号に変わっても,発進しないドライバーがいる。
単に「ボーッ」としてしているだけの人もいるが,
最近目に付くのが,携帯電話をいじっている人間だ。


通話機能を使っているならまだしも,
メール機能の操作をやっているみたいなのね。
目線がケータイのディスプレイに向かっているから,
当然,周囲の交通状況の変化は分からない。


私は,そのドライバーが気づくのを待つほど悠長ではない。
道路交通法に違反することは十分承知しているが,
いつまで経っても発進しないような場合は,
クラクションを軽く鳴らして,発進を促している。
渋滞の原因になるし,ガソリンの無駄にもなるからさ。


信号待ちの状態は「停車中」,それとも「運行中」か,
意見が分かれるところではある。
前者ならばケータイの使用は問題ないが,
後者ならば違法となる。


個人的には「運行中」だと思うけどね。
青信号になれば発進することにもなるから,
緊急車両が近づけば,道を譲る必要もある。
いわば「運行準備中」という状態かな。


で,クラクションを鳴らされたときって,
慌てて急発進していく人が多いんだよね。
あの心理って何なんだろう?


ただね,私も一応違法だし,なるべくなら,
クラクションは鳴らさずにすませたい。
でも,相手に気づいてもらうには,
他の手段が思い浮かばないんだよねえ…。


特に,現行レジェンドに乗り変えてからは,
なるべくクラクションを鳴らさないようにしている。
なぜなら「音」が全く違うものになったから。


先代のレジェンドのクラクションは,
「ビーーーーッ」っていう貧弱で軽い音だった。
しかし,現行レジェンドは高級車っぽくしたというか,
低い周波数を含んだ音になっているため,威圧感が強い。


だから,歩行者に対しては滅多に使わないようにしている。
目の前で鳴らされたら,絶対にビックリするはずだから。
あと,自転車もそうだね。転ばれても大変。
ただ,あまりに悪質な歩行者や自転車には鳴らすけど。


クラクション以外で気づかせる方法はないものか。
通常の警音器のほかに,優しい音色の警音器があればいい。
ところが,「道路運送車両の保安基準」では,
警音器の二重装備を禁じている。


とすれば,「音」以外で気づかせるしかないが,
他の方法は全然思いつかないよねえ…。
とすれば,ドライバーは信号待ちでも,
もっと集中力を持った運転を心ががけるべきだろう。



| 自動車関連 | 14:16 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
今なぜか電気自動車
かつて電気自動車なるクルマをチラホラ見かけた。
いや,今でも存在するのだが,
一般人が所有していることはほとんどないだろう。
電力会社などが商用車として使っているぐらいだ。


ところで,ガソリン価格が高止まりしており,
小型車や軽自動車など,燃費の良い車が注目されている。
ガソリンをなるべく使わないようにすれば,
懐だけではなく,環境にも優しくなる。


ハイブリッド車の登場で,燃費はさらに良くなっているが,
それでも一定量のガソリンを使っていることは事実であり,
ガソリン(または軽油等)を全く使わないクルマとなれば,
電気自動車か燃料電池自動車ぐらいしかない。
一部に水素自動車を採用する動きも出てきているが,
市場規模は小さいため,ここでは無視することとする。


燃料電池自動車は,リース方式で実用化されているが,
車両本体価格が高すぎるために,一般販売はまだ無理。
水素ステーションのインフラ整備を含めて,
実際の普及にはまだ相当な年数を要することになるだろう。


ガソリンを全く使わない自動車を買おうとすれば,
現在は電気自動車しか選択肢が残されていないわけだ。
しかし,現在購入できる実用電気自動車は数が少ない。


原付(二輪,四輪)タイプの電気自動車は多いが,
これは自動車ではないので,除外しておく。
軽自動車タイプで思いつくところでは,
タケオカ自動車工芸の「REVA」あたりか。


他にはゼロスポーツの「ゼロEVセラビュー」や,
エジソンパワーの「エコロンE」などがあるものの,
普通の人はまずそれらの名称は知らないだろう。


実は昨年,“外車”の電気自動車がちょっと注目された。
イタリアのスタートラブ社の電気自動車で,
名称は「ジラソーレ」。日本では,
「オートイーブィジャパン」が輸入・販売している。


ジラソーレはリチウムイオン電池とモーターを組み合わせで,
大きさは全長2,345mm,全高1,510mm,全幅1,260mm。
一応,二人乗りになっているが,横幅はかなり窮屈だ。
太っている人は,2人乗りは無理か(苦笑)。


あとやはりパワーが心細い。
最高速度は65km/hだから高速の運転はまず無理。
一般道の法定速度はギリギリ達成しているが,
スピードの出せるバイパスなどではかえって危険だろう。


日本の車両規格では,軽自動車として扱われるが,
室内の快適性や動力性能などを勘案すれば,
ガソリン車の軽自動車の品質とは比較にならない。


ちなみに,家庭用100Vコンセントにつなげば,
約6時間の充電で120km走行できるようで,
少なくとも“街乗り”の運転に限定すれば,
実用性はなんとか確保しているといえる。


都心部の主婦などが買い物に使う分には問題ないだろうが,
セカンドカーとしては値段が高いのが気になるところ。
車両本体価格は消費税込みで2,604,000円。
“軽自動車”でこの値段は高いでしょう。


もっとも,電動車両普及センターに申請すれば,
最高限度額77万円の補助が受けられることもあり,
実質的には200万円以下で購入することは可能。


しかし,都心では車庫証明のために駐車場を確保するなど,
セカンドカーといってもコスト的な負担が大きく,
一般庶民が簡単に手が出せるシロモノではない。
逆に郊外に住んでいる人には,航続距離が短すぎる。


石油ショック直後,電気自動車の開発が急がれ,
普及の機運が高まった時期が過去にあった。
しかし,結局,誰も買わなかった。


普及しなかった理由は以下の3つとされている。
1.車両本体価格の値段が高すぎる
2.車両重量が重いため,動力性能が劣る
3.航続距離が短いため,実用に耐えない


これらの原因となるのが,高コストの体質と,
充電池の性能に尽きるのである。
車両本体価格が高くなってしまうのは,
理由は単純で量産効果がないためだ。


そもそも,電気自動車はガソリン車と比べてみれば,
エンジンが不要なため,内部の構造を単純化できる。
またエンジンがなければ,軽量化も図れる。


部品の集約化・標準化を進めれば,
使用する部品点数はガソリン車より3割程度減らすのも可能。
つまり,部品の見直しや量産化が効いてくれば,
ガソリン車並みの価格設定は達成できるはず。
実際,数万台の量産規模になれば,
1台当たり150万円以下になるともいわれている。


トヨタはプリウスを大幅赤字の段階で発売したが,
その後量産効果によって,収支を持ち直している。
体力のあるメーカーだからこそ可能な戦略だが,
原価に見合った厳密な価格設定をすれば,
「売れない→価格が下がらない」という負の連鎖に陥る。
トヨタ以外のメーカーではまず無理な話だろう。


電池性能の方だが,かつてのニッケル水素電池では,
充電1回あたりの走行距離は最大でも100km程度だった。
往復の距離を勘案すれば,50km離れた場所へしか行けない。


日本で自家用車保有率が最も高い都道府県は,
北関東3県で上位を独占しているが,
電気自動車を普及させるなら,
このエリア住民に支持されなくてはならない。


しかし,宇都宮市から那須塩原市までの距離数は,
約65kmほどだが,この区間でも往復は厳しい。
同じ県内の中の移動すら制約が出てくるとすれば,
購入に踏ん切りがつかないのも当然と言える。


クルマは買い物だけに利用するものではなく,
場合によっては遠く離れた大きな病院へ行ったりもする。
特に都道府県の中心部から離れた場所に住んでいれば,
「50kmの壁」はかなり制約を受けることになる。


せめて航続距離が200kmあれば,実用性は増すことになる。
往復換算で100km離れた場所であれば,
隣県への越境も可能になってくるだろう。


ガソリン価格高止まりの時代となった今,
電気自動車に関心を持つ人は存在するだろうが,
この需要を取り込むには,
航続距離を伸ばすことと,低価格化が必要になる。


そこで,ハイブリッド車の開発能力がないメーカーでは,
電気自動車で消費者を取り込む戦略に出ている。
そのキッカケとなったのがリチウムイオン電池の登場。


リチウムイオン電池は,ニッケル水素電池に比べて,
容積を半分にしながら,持続性を2倍にできるものもある。
電池だけで重さは100kgぐらいにはなってしまうものの,
かつての鉛電池は数百kgも重量があったわけで,
劇的に改善されてはきている。


ただ,リチウムイオン電池の場合,
パソコンや携帯電話端末で発火事故があったように,
信頼性にはまだ乏しい面もある。


絶対的な安全性が求められる自動車の場合,
正極材にコバルトでなくマンガンを使うなど,
発熱に対して余裕を持った設計は必要になる。


新型リチウムイオン電池を採用した電気自動車を,
市場に投入することを既に決めているメーカーが,
三菱自動車と富士重工業で,それぞれ2009年には,
発売を予定している。


三菱自動車は,軽自動車「i」をベースにして,
電気自動車化した「i MiEV」が既に公道を走行中。
現在,東京電力などが実証走行試験を行っており,
2009年3月まで,性能などのデータ収集を行う予定。


「i MiEV」は,ジーエス・ユアサコーポレーションなどと,
共同開発した新型リチウム電池を搭載しており,
さらにモーター効率を高めるなどして,
従来モデルより30km長い160kmの航続距離を実現している。



一方,富士重工業がベースにしたのが「スバルR1」。
軽自動車のスペシャリティーカーとも呼ばれたR1だが,
2人乗りというパッケージからして,
RV全盛となった今は,時代に取り残された感じもあった。


しかし,軽量ゆえに電気自動車向きのパッケージ。
デザイン性を優先にして居住性を犠牲にしているものの,
ジラソーレも同様なのだが,このようなクルマこそ,
電気自動車に向いていることになる。


逆に言えば,現状においては,
軽自動車タイプでしか電気自動車は成立しない。
ギリギリまで軽量化しないと,
動力性能の低さをカバーしきれないためだ。


「Eliica」という化け物みたいな電気自動車もあるが,
あの重量は2.4トン。レジェンドよりも重いわ(笑)。
リチウムイオン電池とはいえ,動力を高めると,
あれだけの物量を投じなければならなくなる。


スバルR1は,話題性はあったものの,
あまりに非実用的なので,サッパリ売れなかった。
しかし電気自動車化すれば違う消費者をひきつけられる。


富士重工では「スバルR1e」という名称で,
これも東京電力と実用試験を実施中。
一応,2009年には発売の予定だが,
当初は年間100台程度を企業・自治体向けに販売。


というのも,価格が高くなってしまうからだ。
当初は200万円以上するとみられ,
発売3年後をメドに200万円台まで引き下げるという。


そしてさらに3年後に150万円まで引き下げる意向だが,
それまでに他社がその値段を実現しているかもしれないし,
場合によっては電気自動車市場が消えているかも(笑)。


電気でクルマを動かすことは今に始まったことではなく,
実はガソリン車よりもその歴史は古い。
世界で初めての電気自動車は1873年に誕生しており,
勿論,当時は充電できない使い捨ての電池だった。


その後,内燃機関の品質が劇的に向上したため,
ガソリン車が圧倒的に支配するようになってしまったが,
電気自動車が100年以上も普及しなかったのは,
根本的に無理があるためではないのか。


例えば,「i MiEV」も200万円以上の価格設定。
「i MiEV」が普通乗用車並みの性能ならば,
200万円以上の価格も許容できるかもしれないが,
所詮は軽自動車ベースである。


しかも「i MiEV」では航続距離が160km程度。
中距離ドライブでも厳しい距離なため,
一度の給油で400km走れるガソリン車と比べれば,
使い勝手はかなり悪い。


勿論,充電ステーションが整備されれば話は別。
急速充電の継ぎ足しが可能になれば,
航続距離数など気にしなくてよいからだ。


しかし,充電ステーションが増えるかどうかは未知数。
それに充電ステーションが増加してくると,
プラグインハイブリッド車(PHV)に脚光が当たるのでは?


PHVは,ガソリン車と電気自動車の良いとこ取りのクルマ。
電気自動車のメリットはガソリンを使わないことだが,
デメリットとして航続距離が短いことと,
もう1つはパワーが足りないことである。
パワーが少ないから軽量化のため,室内も狭くなる。


一方,ガソリン車は比較的パワーを出しやすいため,
高速運転が可能で,車体に余裕を持たせることができるが,
その分,燃費が犠牲になる。


日本人は「帰省」が大好き,というよりも,
その慣行に染められており,
お盆,年末年始にはこぞって里帰りをする。


家族が多い場合は,鉄道や飛行機より割安になり,
自家用車で帰省する人が多いため,渋滞が発生する。
ところで,帰省用途のクルマとしては,
これから発売される軽タイプの電気自動車では,
完全に役不足と言ってよいだろう。


大渋滞に巻き込まれた場合,充電は難しくなるし,
そもそもクルマのスペースが狭い場合は,
乗っている人は疲れてしょうがないだろう。


ガソリン車も渋滞に巻き込まれれば,
思いっきり燃費は悪くなってしまうが,
ガソリンを十分に積んでいれば航続距離に問題はないし,
普通乗用車であれば車内の快適性は確保され,
渋滞が解消されればスピードも出せる。


PHVにすれば低速時には電気に頼って,
高速時にはガソリンを使ってパワーを出せる。
PHVの場合,充電すれば電気だけで10km以上の走行が可能で,
例えば,近郊の買い物だけであれば,
ガソリンを一切使わずに走行できることになる。


特に充電ステーションがあちこちに増えてくれば,
高速道路以外では電気だけで走らせることも可能。
このようにいろんな用途でクルマを使う場合には,
電気自動車では不便さがつきまとうものの,
PHVであればメリットだけを吸収して,
あとはガソリン車の性能でカバーしてしまう。


もっとも,PHVの実用化はまだ先の話。
しかし,GMをはじめ世界の各メーカーが開発中であり,
その競争によっては市場投入が早まるかもしれない。
電気自動車が普及するとすれば,PHV登場よりも先に,
低価格化と航続距離を伸ばすことが必要だが,
もう1つ「敵」となるのが現行ハイブリッド車である。


2009年には,ホンダが「フィット」サイズのハイブリッドを,
150〜160万円程度で発売することを発表済み。
「インサイト」並みの燃費性能は無理かもしれないが,
一度の給油で1,000km程度走行することは可能だろう。


フィットと同様の仕様であれば,
パワー・居住性ともに不足するところはない。
あとはガソリン消費量が気になるところだが,
消費者は200万円以上の軽タイプの電気自動車と,
160万円程度の小型乗用車タイプのハイブリッド車と,
どちらを選ぶことになるのだろうか?


ガソリン使用量のみに着目するのか,
それともクルマ全体の性能を重視するのか,
消費者それぞれの価値観にもよると思う。


選択はあくまでも消費者に委ねられるわけだが,
結果はある程度見えているのではないか。
電気自動車が普及するには,
リチウムイオン電池では無理だと思う。


もっと小型化・軽量化が出来て,
パワーと持続性を併せ持った電池が登場して,
さらに200万円を切る価格を実現しないと,
なかなか消費者には受け入れられないと思っている。



| 自動車関連 | 13:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ケチドライブ
政府は,11月を「エコドライブ推進月間」と決めている。
警察庁,経済産業省,国土交通省,環境省で作る
「エコドライブ普及連絡会」が昨年の6月に発足し,
行楽シーズンで車に乗る機会が多くなる11月を,
「エコドライブ推進月間」と位置付けたという。


私はこういう「○○月間」みたいな運動が大嫌いだ。
交通安全週間なんかも同じなんだけど,
ある一定の期間だけ頑張っても意味ないじゃん,と。
毎日意識するものでしょ。


エコドライブだって,11月にやってどうすんのよ。
やるのであれば,空気の悪い夏場にやるべきでは?
再び,光化学スモッグが発生するようになったしさ。
役所主導で進められる施策って,自己満足に終わり,
ろくでもないのが多くて困るわ。


ところで,エコドライブとは何なのか?
単にガソリンを使わない運転と理解していいのか。
究極のエコとは,ガソリンを使わないことでしょ。


ガソリンの消費を抑制するっていう意味だけであれば,
「ケチドライブ」っていう言葉がピッタリと思うわ。
まあ,ガソリンが高止りする中にあって,
ケチドライブも決して悪いことじゃない。


さすがに,環境問題には全く関心がない私でも,
ガソリンを消費しにくい運転に切り替えている。
というか,「丁寧」な運転といった方が正確か。
10年以上も毎日のように運転していると,
どんどん操作が雑になってくるから,
数年前からかなり優しい運転に切り替えたのだ。
“優しい”っていうのは,ゆっくり発進して,
ゆっくり停止すること。ただそれだけなんだけど。


あとガソリンが高いことも一因にはなっている。
毎回の給油で1万円はさすがにきついからね。
しかも,燃費がかなり悪いクルマだし。
今は街中オンリーの運転で,7.2km/lぐらいかな。
ま,四駆で車重1.8トンにしては良いほうかも。


さて,ケチドライブの具体的方法とは何か?
一般には誤解されている方法がある。
その代表的な例が「アイドリングストップ」だろう。


そりゃ,エンジンを切れば,ガソリンの消費量はゼロ。
だから,交差点で赤信号によって停車している場合,
エンジンを切るという理屈もうなずけるものがある。


しかし,弊害が多いのも事実。
というのは,エンジンを始動する際,
ガソリン消費量は,アイドリング5秒分に相当する。
つまり,短い時間の停車であれば,
アイドリングストップの方がガソリンを食うこともある。


エンジンの始動は,バッテリー負荷を増すことにも注意。
バッテリーはエンジンの回転によって充電するから,
停車中,これを頻繁に繰り返せばバッテリの寿命を,
大きく縮めてしまうことになる。
バッテリの廃棄物が増えるし,カネもかかることから,
ケチドライブの趣旨に合わない。


また,古い話だが,警察庁がアイドリングストップによって,
発進に遅れが出ることから,かえって渋滞時間を増やし,
車1台当たりの二酸化炭素排出量は増加する,
という報告を出して,大きな議論になったことがある。


現在の結論では,アイドリングストップと渋滞には,
相関関係は見当たらないというのが警察庁の見解。
ただ,それは運転に慣れた人の場合に限る話で,
エンジンの起動にまごつくような人がいれば,
確実に渋滞の発生要因となる。


1分以上停車する場合など,
極端に意味がないエンジン起動の場合に限れば,
アイドリングストップも有効なのだろう。


さらに,エンジンを切っている場合,
エアバックが作動しない事実にも着目したい。
そのため,後方車からの衝突がある状況では,
エンジンを停止させるリスクを負うことになる。


以上の理由から,私はアイドリングストップについて,
有効性をあまり感じていないし,実践していない。
実行する人は別にそれでも構わないが,
流れを止めずに発進できるドライバーに限ってもらいたい。


停車中では,アイドリングストップよりも,
AT車の場合,ドライブモードではなく,
ギアをニュートラルへシフトしておく方がいい。


私は前から疑問を持っているのだが,
なぜか停車中もドライブモードのままで,
ブレーキを踏み続けている人が多いのか。
エンジンの回転が上がっていることに,
なんの抵抗感もないのだろうか。
ギアを入れ替えるのが面倒なのかな。


運転は,「発進」→「巡航」→「減速」→「停止」を,
順次繰り返していくものである。
このパターンの中で,最もガソリンを消費するのが,
「発進」時であり,全体の約4割に該当するという。


つまり,発進が最もガソリンを食う段階なのだ。
そこで,エコドライブ推進月間の項目でも,
1番目に「ふんわりスタート」が記載されている。


ふんわりスタートとは,随分と曖昧な表現だが(苦笑),
エコドライブ普及連絡会サイトでは,
『普通の発進より少し緩やかに発進する』
と説明されている。さらに曖昧だ(笑)。


その文章の括弧書きで,
『最初の5秒で時速20キロが目安』
とあるが,これはゆっくりすぎるんじゃないか。
少なくとも,通勤時間帯にこのような発進をする車は,
まず見かけない。みんなこんな運転をしていたら,
もっと渋滞が激しくなるだろう。


ゆっくり発進すると燃費の向上につながるのは事実。
また,車種によっても,発進時の燃費は違う。
話はAT車に限定するが,私が現在行っている運転は,
以下のようなものである。


発進時にはまず,
ギアをニュートラルからドライブモードへ入れて,
その際,クリープ現象を使って自然に前進させる。


その後,アクセルを徐々に踏んで加速するわけだが,
「何病で,時速何キロ」を意識するのではなく,
エンジンの回転計が2000回転以上にならないよう,
アクセルの踏み方に注意する。


ここで,問題なのがAT車のシフトチェンジ。
車種によって,シフトチェンジのタイミングが違う。
4速ATのように変速機の段階が少ないと,
どうしても高回転まで,エンジンを回してしまう。


ギアは,早めのシフトアップが望ましい。
ところが,従来のAT車では,
シフトギアを手動で下げることはできても,
シフトアップすることはできないものがほとんど。


シフトアップを促すには,一瞬,アクセルを離す,
という方法もあるのだが,確実性はない。
前のレジェンドのときも,シフトアップに悩まされたが,
現行のレジェンドになってやっと解決した。


マニュアルでシフトアップ・ダウンが可能なため,
ステアリング右側にあるシフトアップスイッチを使い,
発進時には一気にギアを上げていくのである。


レジェンドはトルクが太いから,
ギアが3速ぐらいでも低速から加速できる。
そのため,ギアをドライブモードに入れると,
ホント一瞬で3速まで上げてしまう。


そこでエンジンの回転が2000ぐらい近くまで,
上がるのを見て,手動で4速へ入れる。
ここまで5,6秒といったところか。
この時点で,40km/hぐらいにはなっている。


ただ,あまり急激なシフトアップをすると,
車の制御側から「拒否」されてしまう。
あまりに低回転でのギアアップは受付られない。
どこでシフトアップが可能なのか,
買ってから3ヶ月ぐらい,結構試行錯誤していた。


あと当然,平坦な道か,坂道でも違ってくる。
上り坂ならシフトアップの我慢が必要だ。
低いギアのトルクを使う必要があるため。


今のレジェンドで困っているのが下り坂だ。
「下り」と判断すると,勝手にシフトダウンしてしまう。
勿論,エンジンブレーキの効果を狙っているのだが,
不必要に速度を下げてしまうことがあり,
逆にギアを手動で上げてやることも多い。
もうちょっと融通が効いてもらえないかねえ…。


今のレジェンドになってからは,
表現は間違っているかもしれないが,
“ゲーム感覚”で運転しているようなもの。
指先でシフトアップ,ダウンを繰り返しているから。


もはや,純粋なAT車とは呼べない運転だけど,
断っておくが,ほとんど感覚的に操作している。
だって,メーターばかり見ていたら,
周囲の状況に目がいかなくなって,危険でしょ。


運転しているときに音楽を聴かないというのは,
シフトチェンジのタイミングを,
エンジンの“音”で判断する意味合いもある
視覚は周囲の状況把握に確保しておきたから。


発進時の運転をまとめれば,
エンジンの回転数を上げずに,
より早く巡航速度までスピードを上げることだ。


非常に当たり前のことなのだが,
低速で走ると,1リットル当たりの走行距離数は,
間違いなく短くなってしまう。
燃費向上には,ある程度の速度が必要なわけ


車種にもよるが,60km/hぐらいが最適とされる。
ホンダ車の場合は,経験的に,もうちょっと上ぐらいが,
燃費的には一番おいしい速度領域だと思っている。
だから高速道路をゆっくり走っていると,
驚異的な燃費を稼げたりする。


日本では95%がAT車とされるが,
ギアを手動でアップ・ダウン可能な車種が増えれば,
もうちょっとケチなドライブができると思うんだけどね。


もっともそのような装置があっても,
面倒くさがって使わないのがオチなのか。



| 自動車関連 | 10:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
希望ナンバープレート
今のレジェンドを購入した時の話。
契約書にサインしたのが5月5日だった。
一日で,いきなり成約まで進めたので,
無理な要求は一切しなかったけど,
それでもかなり時間がかかった。


何が面倒かといえば,オプション類選び。
メーカーオプションは簡単だが,
ディーラーオプションは結構数があって,
後から追加できるとはいえ,
面倒だから最初からつけておいたほうがいい。


担当の営業マンは,一通り確認すると,
オフィスへ戻って契約書作りをすることになるが,
最後の方になって,一度戻ってきた。


『ナンバープレートはどうします?』
と確認しにきたのだ。
昔は,運輸支局への申請順によって,
ナンバーは勝手に決められていたため,
自分が欲しい番号を得るのは奇跡に近かった。


しかし,今から8年前に希望番号制度が導入され,
一部人気の高い番号を除けば,
自分が欲しいナンバーが手に入るようになった。


契約書の原案では,「希望番号なし」になっていて,
それに係る費用はゼロとなっていた。
しかし,営業マンから再度確認されると,
希望する番号が欲しくなっちゃったわけ。
で,結局,「希望番号あり」に変更してもらった。
4,000円ちょっとかかったかな。


ところで,希望ナンバーを選ぶ人は,
全国で約26%。4人に1人しかいないようだ。
カネ払ってまで番号を選択する価値は,
あんまりないと考えているのだろう。


逆に希望ナンバーを欲しがる人は,
まずは,目立ちたがり屋の人たちだろう(笑)。
人気なのは「・・・1」や「7777」など。


他にも「・777」や「8888」など,
ゾロ目やキリ番などが人気になっている。
あんまりヒネリがないと思うけどねえ…。


あと,結婚記念日など思い入れのある数字が,
使われることも多いという。
他には業務用車両が選ぶことも多い。
例えば,肉屋であれば「4129(良い肉)」,
耳鼻科医であれば「3387(耳鼻)」などを
選んでいるという。


また,希望ナンバー制度導入によって,
従来は欠番とされていた「42」「49」が登場。
元ヤンキーなどは「4649(ヨロシク)」などを
選んでおり,彼らには,「死ぬ」とか,
「苦しむ」といった恐怖感はないみたいだ(笑)。


なぜ,今回,私は希望番号が欲しくなったのか?
別に目立ちたいためじゃないよ。
だって,選んだ数字の意味は誰にもわからないから。


理由は,最近,物覚えが悪くなったため(苦笑)。
昔はもっと良かったと思い込んでいるんだけど,
特に数字が全然覚えられなくなったんだわ。


電話番号なんて,全然覚えられないからさ。
だって,会社の電話番号もうろ覚えなんだよ。
パソコンとか携帯電話とかに頼りすぎて,
自分の頭で覚える癖がなくなったのが原因か。


というわけで,今回のナンバープレートは,
前のレジェンドの時と,全く同じにしたのだ(あは)。
違うのは分類番号が3桁に移行したことにより,
「33」から「300」に変わっただけかな。


これなら,新しいナンバープレートを覚えるのも楽。
こんな理由で希望ナンバーを選んだ人はいるのかな?



| 自動車関連 | 17:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
朝日新聞の情報だから,ガセかもしれないが(笑),
トヨタ自動車は,現在開催中の東京モーターショーで
公開されているコンセプト車「iQコンセプト」を
ベースとした超小型車を来年秋に発売するという。


全長×全幅×全高は,2980×1680×1480mmであり,
長さが3mを切る小型車も珍しい。
これにより,ホイールベースは2000mmまで切り詰め,
最小回転半径が小さいから,取り回しは非常に楽。


“街乗り”には最適なのだろう。
しかも,無駄を切り取ったデザインのため,
軽量化によって燃費も期待できそう。


全長だけなら軽自動車よりも短いわけだが,
横幅が5ナンバーサイズの1680mmなので,
意外と居住空間の広さは十分確保されている。


エンジンの排気量は1リットル及び1.3リットルで,
価格は120万円〜150万円で設定されるという。
これはヴィッツと同等の価格設定であり,
都心の一人暮らしの若者が興味を起こしそう。
若者の“車離れ”を食い止められるのか。


さて,小型車といえば,ホンダの戦略が気になっていた。
先日,フィットをフルモデル・チェンジしたが,
ハイブリッド・モデルの設定はなかった。


で,この記事でも書いたように,
今回のフルモデル・チェンジのタイミングで,
格安の量産型ハイブリッド車が投入される,
なんて日経のフライング記事が昨年あった。


そんなに早く投入できるのかなと疑問視していたが,,
やっぱり無理だったみたい。
でも,開発を行っていたのは事実のようで,
本日,ホンダの福井威夫社長は,
都内で開かれた「東京国際自動車会議」で,
『2009年にファミリーユースで,
 量産を前提としたモデルを発売する』と発言。


2年後になるってことなのね。
価格も『ガソリンエンジン車と比べて20万円高』。
これも昨年の日経記事と同じ内容で,
コスト的には最初から勝算があったのだろうか。
今のガソリン価格の水準なら,乗る年数にもよるが,
20万円程度ならランニング・コストで挽回できるだろう。


ただ,「フィット」ブランドは使わない方がいい。
フィットの名前は,車に乗っている人ならば,
誰でも知っているが,シビック・ハイブリッドや
アコード・ハイブリッドで失敗したように,
ハイブリッド車のステータスが生かせなくなる。


どういうことかといえば,
同じ車種で,ガソリン車とハイブリッド車を設定すると,
見た目ではどちらの車かが分からない。


一方,トヨタの「プリウス」は,
形状を見ただけでハイブリッド車と分かる。
欧米の「知識人」などがこぞってプリウスに乗るのも,
ハイブリッド車であることが明白なためだろう。


ホンダは今まで,シビックやアコードなど,
従来からブランド力のあった車種に頼ってきたが,
それが中途半端で終わったことは,
ホンダ自身が一番よく分かっていたこと。


そのため,現行アコードにハイブリッド設定はない。
量産型ハイブリッド車も,オリジナルの名称で,
誰から見てもハイブリッド車と一目で分かるような,
ブランド戦略が絶対に必要だろう。
とにかく,150万円以下でハイブリッド車が出てくれば,
低迷する自動車市場では超目玉となるのは間違いない。


さて,日本におけるホンダの新車販売状況は,
現在酷い状態に陥っており,あと2年も待てるのだろうか。
開発を急いで,前倒しも必要なのではないか。


小型車市場はあまりにも競争が厳しいため,
驚異的なパフォーマンスがなければ,
差別化はかなり難しくなっている。
今回フルモデル・チェンジしたフィットも,
新車効果がどこまで続くかは不透明。


小型車戦争はまだまだ続きそうである。



| 自動車関連 | 20:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
クログロとしたモノが好き
今日は朝8時からレジェンドの洗車へ。
レジェンドの話ってサッパリだね(笑)。
毎日通勤に使っているし,
たまに近郊のドライブに使ったりして,
一杯感想はあるけど,それは別の機会に。


さて,私が今回買ったレジェンドの色は,
メーカー名で「ナイトホークブラック・パール」。
簡単にいえば「黒」ということだ(笑)。


最初に買った車が赤で,次がシルバー。
そして3回目になって黒を選択したわけだが,
今までは意識的に黒は避けていた。


ブラック色には大きく2つの欠点がある。
1.他車からは視認しにくいこと
2.汚れが目立つこと


1番目については,相手からぶつけられやすい,
という非常に危険な要因を抱えている。
実際,今回のレジェンドに乗り換えてから,
既に2回ほど,信じられないな幅寄せをくらった。


「黒」だから,相手が当方に気づかなかった,
とは断定できない。例えば,ミラーを見ないで,
車線変更をするキチガイも稀に存在する。
その場合,車の色など関係ない。


しかし,短い期間に2回もあったということは,
「色」が関係しているのかと思わざるを得ない。
しかも状況は夜かトンネルだったし。


確率論からいえば,よほどの理由がない限り,
やはり黒は避けた方が無難だと思う。
大企業の役員専用車とか,ヤクザのクルマは,
黒を選ばざるをえないかもしれないが(苦笑),
少なくとも一般人が黒にこだわることはない。


じゃあ,なんで私は今回,黒を選んだかといえば,
現行型レジェンドのデザインに合致する色は,
黒しかないと心に決めてしまったからなのだ。


クルマのデザインと色は密接な関係にあると思う。
例えば,フェラーリが「青」だったら,売れる?(笑)
希少性で飛びつく人はいるかもしれないけど,
何かが違うでしょう。


現行型オデッセイもそうだけど,
現行型レジェンドも,すっげえ目付きが悪い(苦笑)。
こういうクルマって,黒が似合うと思っている。


ところで,私はいままで走行中に,
事故に遭遇したことは一度もない。
クルマを自分でぶつけたことは一度もない。
だから任意保険を使ったことが皆無。


ただ,駐車場でぶつけられたことが3度あってね。
1度は相手が判明したから全額負担させたけど,
他の2回は知らない間にやられていたため,
結局,全額自己負担で直したけどさ(苦笑)。


だから,走行中のリスクが増すっていうことは,
運転の仕方をさらに慎重にしなければならないのかな,
ってことで,最近はホントおとなしくしてる。
たまに,無茶な運転もするけど(あは)。


さて,今回のテーマは,2番目の問題である「汚れ」。
黒って,なんであんなに汚れが目立つんだろう?
白の方がまだ目立たないかなって思えるほど。


その点,シルバーっていうのは汚れが目立たないねえ。
「銀」って,白と黒の要素が交じり合ったものだが,
それは汚れの光波長と同期しているということか?


黒は汚れが目立つ,ということは明らかであり,
対処法とすれば,「とにかく洗車」しかない。
でも,通勤に使っていて,しかも早朝出社,
帰宅が遅いとなれば,平日の洗車は無理。」


というわけで,週末に洗車する負担がのしかかる。
今までは毎週のようにディーラーに行くことが多くて,
営業担当にその都度,洗車をさせていたが(おぉ!),
最近は行く用事がなくなったため,
自己処理が必要になったのだ。


ところで,今回のレジェンドには,
ブライトポリカー加工処理を施している。
つまり,しばらくの間はワックス処理が不要。
水洗い洗車で十分ということだ。


で,近年,ドライブスルー洗車が普及している。
ケルヒャーの高圧洗浄機などが安く売られているが,
いまだに1万円から2万円ぐらいはする。


ポリカー加工の場合,ドライブスルー洗車によって,
汚れだけ落としてもらえば,それだけでいい。
自宅の近隣のイオンショッピングセンターがあって,
そこの敷地内にドライブスルー洗車場がある。


水洗いの場合は200円。プリペイドカードを使えば,
1割引きになるから180円。かなり安いでしょ。
いろいろ考慮した結果,毎週,ドライブスルー洗車を,
使うことに決めた。


ただ,ドライブスルー洗車の場合,
タオルによる「吹き上げ」を自分でしなければならない。
昨日,セーム皮のタオルを買いにいったというのも,
洗車後のボディを吹き上げるタオルが欲しかったためだ。


作業が全て終了した後のレジェンドはビッカビカ。
あまりに綺麗になったので,汚すのが惜しくなり,
その後予定していたドライブを取りやめた(苦笑)。




| 自動車関連 | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
新車の臭い
私はデリケートなのか,それとも単なる田舎モノなのか,
人工的な臭いというものが大の苦手である。
代表的なのは,化粧や香水か。


まあ,自然の臭いでも,耐えられんものもあるけど(笑)。
いわゆる「田舎の香水」とかね(分かるかな)。
自分の鼻が敏感だとは思っていないけど,
わがままな性格ってだけなのかな(苦笑)。


ところで今,気になっている臭いといえば,
「新車の臭い」である。
納車された時,ドアを開けた瞬間から,
プーンとその臭いが漂っていて,
「どうしよう?」って悩み始めていた。


今回で3台目の新車になるけど,
これほどきつい臭いは初めて。
シートはノーマルのファブリックだけど,
他の内装材に一部本革が使われているからみたい。


オプションで本革シートがあるけど,
大金払ってあれを付ける意味が私には分からん。
金持ちのステータスなんだろうか(笑)。


一般庶民の私には全く関係ないこと。
出来れば,本革なんてご勘弁願いたい。
前のレジェンドには本革はなかった。
ホンダも急に高級路線に振るなっちゅうの。


新車の臭い対策としては以下の3つが考えられる。
1.消臭剤を使って臭いを消す
2.芳香剤を使って臭いを誤魔化す
3.臭いが消えるまで我慢する(笑)


1番目は,ファブリーズなどを使うことになる。
しかし,ファブリーズに含まれている成分による作用が,
ちょっと気になっている。


ファブリーズだって,所詮化学物質でしょ。
「毒をもって,毒を制す」という例もあるけど,
根本的な解決策にはならないと思っている。


2番目の方法だけど,違う「臭い」の発生によって,
かえって具合悪くなるだろう(苦笑)。
やっぱ,毒は「毒」でしかない。


さて,3番目の方法も十分検討に値する。
ただ,この方法が可能なのは,
ウインドウが開けられる条件の場合だ。


それには天気が晴れでなければならない。
特に,私はドアバイザーが嫌いなために,
今まで一度も装着したことがない。
デザインが悪くなるからね。


ドアバイザーがあれば,
ちょっとだけウインドウが開けられるが,
雨が降ってきたら,密閉するしかなく,
室内は“密室状態”になってしまう。


じゃあ,解決策はないのだろうか?
「新車の臭いに悩んでいる」
って,ボソッと母親に言ったところ,
なぜか急に,目を輝かせた(はぁ?)。


そしたら,庭に飛び出していき,
植えてあったペパーミントを大量に摘んできた。
「これを,入れればいいんだ」
と,言いながら,車の後部座席に置いていた。


こんな方法があったとは・・・。



| 自動車関連 | 21:31 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
一度の給油で1万円
昨日,給油をしてきた。納車する場合,
ディーラーって,最低の量しか給油していない。
だから,4日間乗っただけで,
給油の警告ランプが点灯してしまった。


値引きの最終手段として,
「ガソリン満タン」っていう作戦もあるけど,
さすがに今回は使わなかった。
多分10リットルぐらいしか入ってなかったはず。


ところで警告ランプが点灯してからも,
車種によっては結構走れる場合がある。
前のレジェンドなんて,残り15リットルぐらいから,
点灯し始めていたような気がする。


15リットルもあると,かなり走れるわけよ。
まあ,安全のために残り10リットルぐらいで,
給油はしていたけどね。


ただ,新しいレジェンドの場合,
どのタイミングで警告が出るのかは分からない。
すぐには給油せず,ちょっと危険があったけど,
少し粘ってみることにした。


そして,昨夜になって,さすがにやばいと思い,
行きつけのガソリンスタンドで給油することにした。
燃料メーターは既に一番下の目盛りまで下がっていた。


そして給油したところ,なんと68リットルも入った。
これは初めての量だ。というのは,
前のレジェンドの燃料タンクは65リットル。
しかも,10リットルぐらい残して給油するから,
満タンに入れても55リットルぐらいが最高だった。


新しいレジェンドの燃料タンクは73リットル入る。
ということは,残り5リットルだったのか…。
結構危なかったじゃん(苦笑)。


警告ランプは残り10リットルぐらいで点灯するみたい。
ということは,これからは点灯したらすぐに,
給油することが必要になるだろう。


さて,ガソリンのお値段になるが,
昨日現在で,ハイオク単価は1リットル=151円。
これが68リットルなので,10,268円!


一度の給油で1万円を超えちまったよ。これも初めて。
ガソリン単価が高くなっていることもあるのだが,
こんなご時世では,不向きの車なのかもしれない。



| 自動車関連 | 09:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |